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現地雑誌で反響、横浜に事務所も
日本品質ドレス普及 タイ富裕層がターゲット

経済 | 神奈川新聞 | 2017年7月20日(木) 12:27

タイのファッション誌を手に海外展開の狙いを語る高田社長 =横浜市金沢区
タイのファッション誌を手に海外展開の狙いを語る高田社長 =横浜市金沢区

 経済成長を背景に生活が豊かになったタイの中・高所得者層をターゲットに、日本品質のドレスの普及を図る経営コンサルティング会社の事業が、現地で注目を集めている。横浜市金沢区に事務所を置く「Hill High Bridge(ヒルハイブリッジ)」の高田良枝社長(35)は本業の傍ら、現地でドレスのオリジナルブランドを展開。ファッション誌で紹介されるなど反響を呼んでいる。

 高田社長は2015年、勤めていた結婚式場運営会社の国際事業責任者の立場から同社役員とともに独立し、主に企業の海外進出を支援するヒルハイブリッジを設立。パーティー文化が盛んなタイのアパレル市場に着目し、翌16年1月に首都バンコクで店舗兼事務所を開設した。現在は同国の3地域に提携事業者を抱え、イブニングドレスやウエディングドレスの小売りや卸を行う。

 コンセプトは「日本品質」「ワールドワイド」「着ることで幸せになるラッキーアイテム」の3点。現地で一般的に販売されているドレスに比べ「品質やデザイン性が強み」と高田社長。現地のファッション誌に相次いで紹介され、今春には高級ホテルでファッションショーを開催した。

 自社ブランド品は高田社長がデザインを手掛けており、同社のコンサル先である中国やベトナムに進出した日本企業が、ドレスを縫製している。また今春には、ヒルハイブリッジが日本国内のウエディング業者から未使用品や良質の中古品を買い取った上、同社のタイ法人が輸入して提携先に卸すことも始めた。いずれも現地では仕入れコストの2~3倍程度の販売価格に抑え「高品質のドレスをリーズナブルに提供している」という。

 ウエディングの需要に季節性がある一方、イブニング向けは通年で需要がある。毎月100~200着程度を販売するほか、レンタルは延べ千着に上ることも。「着心地に満足したリピーターが増えてきた」と手応えは上々だ。

 日本で経営コンサルティングを手掛け、企業の東南アジア進出を支援するヒルハイブリッジ。タイで自らドレス事業を展開する真の狙いを「企業進出の肝となる富裕層へのアプローチ」(高田社長)と説明する。現在は300点ほどのドレスをそろえるが、ラインナップの拡充に向け、日本政策金融公庫横浜支店に仕入れ資金の融資を受けた。

 学生時代を含め「人生の半分を海外で過ごしてきた」と話す高田社長。特に大学時代のタイ留学時に関わったNGO活動を通じて築いた関係が、今の事業に生きているという。今後はドレスの取扱業者をタイの主要都市に拡大するほか、カンボジアやミャンマーにも展開する考えだ。

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