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24時間フィットネス林立の背景(中)職住食混在の街で

経済 | 神奈川新聞 | 2019年4月12日(金) 05:00

3月にオープンしたばかりの「ワンサードフィットネス馬車道店」。最新のフィットネス器具を24時間365日使い放題だ=横浜市中区弁天通2丁目
3月にオープンしたばかりの「ワンサードフィットネス馬車道店」。最新のフィットネス器具を24時間365日使い放題だ=横浜市中区弁天通2丁目

 オフィスビルに飲食ビル、マンションも混在した街。それが24時間営業のフィットネスクラブの出店が相次ぐJR関内駅周辺エリアの特徴だ。

 オフィス仲介大手の三鬼商事横浜支店によると、関内地区のオフィス空室率は2014年8月の10・5%から改善傾向が続き、18年12月には2・6%と、1996年の調査開始以来最低となった。オフィス空室率が改善し昼間人口が増えているエリアは、24時間フィットネスのメインターゲットのオフィスワーカーが増えている有望エリアといえる。

 みなとみらい(MM)線馬車道駅近くの横浜市中区弁天通に3月オープンした24時間フィットネス「ワンサードフィットネス馬車道店」を運営する不動産開発「ワンサードレジデンス」の代表、ソ・カルビンさんは、見込む会員の構成についてこう説明する。

 「約4割はオフィスワーカー。店舗の近くで働く人が大きなターゲットになる。残りは周辺居住者だ。馬車道駅周辺では超高層タワーマンションや新築のオフィスビルがいくつも建築中で可能性がある」

出店増


フィットネスクラブの事業所数と利用者数の推移
フィットネスクラブの事業所数と利用者数の推移

 フィットネスクラブ業界全体の推移をみると、13年ごろから再び事業所数の拡大が始まり、この3年ほどはまさに「急増」している。急拡大を牽(けん)引しているのが「24時間営業フィットネスクラブ」だ。

 この業態で先行し、業界のモデルとなっているのが10年に国内展開を始めた「エニタイムフィットネス」。全国各地で出店攻勢をかけ、県内だけで既に42店舗、さらに5店舗が出店準備中で、3月には「国内500店舗」を達成した。

 後から参入した各社は、同社をまねたマネジメントで店舗網を拡大させている。その共通する特徴は、必要最小限度の設備。月額7千~8千円という低価格。24時間365日利用できるという利便性にある。

 設備が簡素で小規模であるため、出店の際の初期投資が安い。このためフランチャイズモデルを採用しているブランドでは加盟店側の負担も少なくて済み、新規参入のハードルが低い。

 低コスト化の大きな理由がもう一つある。

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