京浜急行電鉄(東京都港区)は14日、京急鶴見駅の高架下で改装を進めていたグループの商業施設を「ウィングキッチン京急鶴見」としてリニューアルオープンした。「普段使いできる食を中心としたショッピングセンター」(原田一之社長)として、今後1年間で約20億円の売り上げを目指す。
延べ床面積は約3500平方メートルで、17店舗が入居。新しくスーパーの京急ストアやコンビニエンスストアが入り、利便性を高めた。飲食店は和、洋、中と多彩に出店。2020年東京五輪の正式種目で、競技人口が急増しているスポーツクライミングのジム「ビッグロック」も入った。
オープニングセレモニーで、原田社長は「地元と一体となり、街の一員として頑張っていく。鶴見で遊んで、楽しく仕事をして、そして住んでいただくための施設」と話した。