
JR平塚駅前の商業施設「ラスカ平塚」が28日、大規模な店舗の入れ替えなどを行い、リニューアルオープンした。新たにOLやファミリー層に照準を合わせ、オープン初日からにぎわった。
ラスカは駅のコンコースとつながり、平塚の玄関口として年間950万人が来館。約170店舗のうち19店舗が新たに出店するなど計34店舗が順次、開店・改装する。
この日、新規開店したのは3階部分の12店舗。女性向けのファッション店や雑貨店などが人気を集めた。休日で立ち寄ったという女性(71)は「新しく店がきれいになって驚いた。おしゃれな靴下があってよかった」と話した。
4月25日にはレストランやカフェ3店舗が開店・改装し、「ウェルカムテーブル」としてオープン。飲食やくつろぎのスペースとして利用できる。5月には行政手続きが行える駅前市民窓口センターが開設する。
ラスカを運営する「湘南ステーションビル」は「30~40代の女性を中心にファミリー層を取り込んで年間来館者1千万人を目指したい」と話している。営業時間は午前10時から午後8時半(飲食店は午後10時)まで。