中小企業の最先端技術を集めた見本市「テクノトランスファーinかわさき2017」(神奈川産業振興センター、県、川崎市主催)が12日、川崎市高津区のかながわサイエンスパーク(KSP)で始まった。30回目の今年は県内外から118社・団体が参加し、各社が誇る新技術や製品を紹介している。14日まで。
今年のテーマは「新たな技術で創る未来」。出展分野に新たに「医療・健康関連部門」を設け、ものづくりと医療の融合を探った。河野エムイー研究所(高津区)は、高血圧などで悩む人向けの塩分摂取量簡易測定器「減塩モニタ」などを展示。河野英一社長は「家庭でも尿から簡単に測れ、自分で食事の調整ができる」と話す。
開会式で中島正信副知事は「ビジネスパートナーやビジネスチャンスを見つけるきっかけにしてもらえれば」と期待していた。
午前10時~午後5時。入場無料。