女性が開発に貢献して誕生した優れた製品やサービスを認定する「神奈川なでしこブランド」に、県は25日、低体重で生まれた赤ちゃんの体にフィットする肌着など新たに12件を認定した。
認定商品を県が積極的にPRし、県内企業の女性活躍を後押しするのが狙い。6回目の本年度は37件の応募があり、▽食料品・飲料3件▽生活・文化用品3件▽サービス5件▽建物1件-を認定した。
一般的な新生児用肌着の3分の2ほどのサイズの肌着は、鎌倉市の「ベビーストリア」が製品化。実体験を踏まえ、機能的で明るく華やかなデザインに仕上げた。外国人向け和食料理教室を運営する「わしょクック」(相模原市南区)は、家庭料理を簡単に再現できるレシピを開発し、講師を育成する和食ビジネスを展開している。このほか、マンションの大規模改修で女性居住者向けサービスを実施する富士防(横須賀市)などを認定した。
認定式は2月3日、マークイズみなとみらい(横浜市西区)で開催する。ブランドの問い合わせは、県労政福祉課電話045(210)5744。