
川崎市菓子協議会(山中誠会長、35店)は1月から、市が推進する「音楽のまち・かわさき」の取り組みを後押しする活動を始めた。加盟店で製造する和菓子の一部にマスコットキャラクターのシール1枚を貼って販売。シール1枚あたり1円を「音楽のまち・かわさき」推進協議会に寄付し、市内の音楽活動に役立ててもらう仕組みだ。
参加するのは幸区の新岩城菓子舗や吉田屋、中原区の伊勢屋、おかふじ、桔梗屋、麻生区の大平屋野村商店など23店舗。対象商品はどら焼きやイチゴ大福、豆大福、「TAROの夢」などで、始まっている。
シールを活用することで、マスコットのかわさきミュートンや音楽のまちの認知度アップにも貢献でき、同菓子協事務局担当者は「順次店舗を増やし、音楽のまち推進に協力していきたい」と話している。
市内では、末広庵(本店・川崎区)が「音楽のまち」をコンセプトに作っているマドレーヌ「わおん」の販売1個あたり1円を同推進協に寄付している。