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川崎・殿町に島津製作所が開発拠点 2021年4月予定

経済 | 神奈川新聞 | 2019年1月16日(水) 17:00

「シマヅ・トウキョウ・イノベーション・プラザ」(仮称)完成予想図(島津製作所提供)
「シマヅ・トウキョウ・イノベーション・プラザ」(仮称)完成予想図(島津製作所提供)

 計測機器や医療機器の製造を手掛ける島津製作所(本社・京都市)は15日、川崎市川崎区の殿町国際戦略拠点「キングスカイフロント」に計測事業の新拠点を創設すると発表した。開所は2021年4月を予定。同地区への進出が決定した研究機関・企業・大学は66となった。

 新設されるのは、分析応用技術の開発や顧客へシステムを提供する拠点「シマヅ・トウキョウ・イノベーション・プラザ」(仮称)。大和ハウス工業が開発しているA地区で、20年12月完成予定の4階建て建物(延べ床面積約9550平方メートル)を賃借する。

 同地区に集積する環境・ライフサイエンス分野の研究機関と連携し、先端分析手法の開発やシステムの提供、共同研究の推進につなげる狙いがある。多摩川を挟んで羽田空港に近接する立地も魅力で、同社は「国際的な学会や学術会議、セミナーを招聘(しょうへい)し、新たな知の創造・交流空間を目指す」としている。

 市臨海部国際戦略本部は「同社は『分析技術と医用技術の融合』の実現を目指しており、同プラザの新設で、キングスカイフロントでの研究開発がさらに加速し、川崎臨海部に立地するものづくり企業との連携につながると期待している」と話している。

 
 

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