1. ホーム
  2. ニュース
  3. 経済
  4. 相鉄いずみ野線延伸構想は利用者数が採算届かず、「年間2億円の赤字」と検討会試算/神奈川

相鉄いずみ野線延伸構想は利用者数が採算届かず、「年間2億円の赤字」と検討会試算/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2010年12月3日(金) 00:12

相模鉄道いずみ野線(二俣川―湘南台)の延伸構想をめぐり、県や相鉄などが参加する検討会が、湘南台―慶応大湘南藤沢キャンパス(3.2キロ)の区間運行について、現在想定される利用者数では「年間2億円程度の赤字が生じる」と試算していることが2日、分かった。運行事業者の相鉄は採算性を前提としており、実現には新たな輸送需要の創出が課題となりそうだ。

検討会は、インフラ整備と運行を官民で分担する「上下分離方式」を前提に、中間地点の桐原地区にも新駅を建設し、10年後に開業するとの想定で検討した。

関係者によると、延伸区間の沿線で利用が見込まれる人員を現状では2万人と算出。その輸送収入から費用と減価償却費を差し引いた試算では「事業性が確保できない」と結論した。開発や交通網再編により新たな需要をつくることで、開業時までに輸送人員を1万人ほど上積みすれば利益が保てるとしている。

松沢成文知事は今年2月、検討会設立の発表会見で「重要な路線として将来に向けた公共投資をする」と強調、財政支援の姿勢を示していた。相鉄はJR東日本、東急電鉄との相互直通運転開始をにらみ、9月に発表した経営戦略でいずみ野線沿線を重点開発地域としたが、延伸構想については「採算性・発展性」を前提に検討するとの姿勢だ。

検討会では鉄道延伸のほか、次世代型路面電車(LRT)による延伸手法も対象となっている。LRTは鉄道に比べて費用は抑えられるが、広域輸送力では劣る。検討会は沿線のまちづくりのあり方なども議論した上で、年度内にも報告を取りまとめる方針。

【】

相模鉄道●に関するその他のニュース

経済に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング