湘南や県央、西湘エリアに主に拠点を置く企業の優れた技術や製品をアピールする「湘南ひらつかテクノフェア」が21日、平塚市中堂のひらつかアリーナで始まった。過去最高となる118の中小企業や研究機関、団体などが出展し、産学公が連携する道や新たなビジネスチャンスを探った。入場無料。23日まで。
テクノフェアは産学公や異業種による地域間連携を後押しして、産業発展を目指すのが目的。平塚商工会議所が2005年から毎年開催している。
会場は「機械・製造」「学校」「サービス・支援機関」「食品」などの部門に分かれたが、長寿命の発光ダイオード(LED)ライトや廃プラスチックを石油に変える装置、微生物によるトイレ洗浄技術など、環境やエコ、安心・安全面を前面に掲げる製品が目立っていた。
さらに22日は「ビジネス商談会」(午後1時半から午後4時半)も開かれ、発注企業7社が参加する。受注企業約50社も登録しているが、当日商談もできるという。最終日には、平塚市内の小中学生による「少年少女ロボットセミナー」も開かれ、次世代にものづくりの楽しさを伝えていく。
午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。問い合わせは、同商議所工業指導課電話0463(22)2512。
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