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県内IT企業のアジア進出が本格化、成長見込める中国などにビジネス拡大/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2010年10月16日(土) 11:19

現地ビジネスを本格化させている富士ソフト台北支店
現地ビジネスを本格化させている富士ソフト台北支店

IT(情報技術)企業がアジア進出の動きを本格化させている。国内メーカーのIT投資はリーマン・ショック前の水準に戻らないと判断し、成長が見込める中国などでのビジネスを拡大する。大手だけでなく中小も、成長の足掛かりを海外に求めようとしている。

富士ソフト(横浜市中区)は、3月に台湾の駐在員事務所を支店に昇格させて以来、現地のビジネスを本格化させている。日本向けの廉価版デジタルテレビの部品を手掛ける現地メーカーに、組み込み系ソフトを供給する。

白石晴久社長は「成長エンジンの中で海外展開が最も早く動いている。海外関連売り上げの増強を目指す」。日本のデジタルテレビ規格が採用されたブラジル向けの供給も視野に入れる。

シーイーシー(座間市)は、韓国の大手自動車部品メーカー傘下のIT企業と6月に販売代理店契約を結び、初めての海外販売に乗り出した。物流センターを効率的に運用できるシミュレーションソフトを現地で売り込む。物流やカーナビなどの成長分野に技術者を集中させており、「進出を今後の成長の足掛かりにしたい」(広報担当者)としている。

中国に子会社を設立して6年目のシンポー情報システム(横浜市神奈川区)は本年度、中国吉林省の拠点での営業利益を前年度比2割増やす計画。

自治体や教育機関、金融機関など現地の細かいニーズに応じ、大手が手を出さない案件を獲得している。中溝正俊社長は「日本の強みは顧客満足度の高いきめ細かいシステム。今後も現地からの受注拡大を図りたい」と話す。

中小もアジアに目を向ける。320社で構成する県情報サービス産業協会(横浜市神奈川区)は21日に開催する定例フォーラムで、初めて海外進出をテーマにした講演を取り入れる。「会員企業の国内受注はまだ水面下。羽田空港の国際化も始まるので、海外に進出したい県内企業を本気で後押ししたい」と狙いを説明する。

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