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梅雨空に商機を探れ 百貨店、工夫あれこれ

経済 | 神奈川新聞 | 2017年6月8日(木) 02:00

約500種類のレイングッズが並ぶ、そごう横浜店 =横浜市西区
約500種類のレイングッズが並ぶ、そごう横浜店 =横浜市西区

 関東地方は7日、梅雨入りした。しばらく続くことになるおっくうな雨の日の外出でも楽しく過ごそうと、県内大手百貨店は機能性とファッション性を両立させた雨具を並べ、商機をつかもうと懸命だ。そごう横浜店(横浜市西区)では、今年初めて神奈川エリア最大級という「レインセンター」を開設。ほかの百貨店でも雨具の売り上げが堅調に伸び始める中、個性的な商品を取りそろえ意気込む。

 カラフルな傘など500種類以上を集めた、そごう横浜店3階のレインセンター。2015年の道路交通法改正で傘を差しながらの自転車走行の罰則が強化されたこともあり、傘を差さなくてもぬれずに、動きも妨げないサイクルコートの需要が、ママ世代を中心に伸びると見込んだ。同店は「一定のニーズがある。短いタイプのコートは持っているが、ロングを買い足す感じ」と話し、値段は3千円~1万円程度で数十種類を用意した。

 「ファッションメーカーがつくったものは下火で、傘メーカーがつくったコートのほうが安価で求める人は多い」と同店。センターのオープン後は晴天が続いたため動きは鈍いが、それでもレインコートは予想より2割ほど売れ行きが良いという。レインセンターは12日まで展開する。

 昨年の雨傘の売上本数(16年3月~17年2月、大手傘メーカー調べ)が約2万6千本と、全国百貨店でトップだった横浜高島屋(横浜市西区)。アイテム数は前年とほぼ同じ数ながらも、売り場の拡充を昨年よりも2週間早め、個性的な雨傘を売り出した。

 雨でぬれた面を内側へ引き込んで閉じる「逆さ傘」は、電車内などで周囲への気遣いができる。1本約100グラムという軽量タイプの商品も。英国王室御用達の鳥かごのような形の傘は、ユニークで目を引く。同店では「お気に入りの一本を見つけて」。ターミナル駅という立地を利して消費者を囲い込む。

 京急百貨店(同市港南区)では8日から、「カラフルレインドロップスフェア」を開催し、各売り場でレイングッズを展開する。その1週間前から婦人雑貨売り場では雨具の強化を始めており、晴雨兼用傘の売れ行きが前年比4・4%増、レインコートも1割増と好調だ。同百貨店がそろえる300種類以上ある雨傘でお勧めするのが、ニュージーランド発のブランド「BLUNT」。強風でも壊れにくいつくりで、デザイン性も高い。同店は「梅雨入りもしたので、ここから雨傘も仕掛けていく」と意気込んだ。

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