JR東海が整備計画を進めるリニア中央新幹線構想について、松沢成文知事は5日、県が相模原市内に設置を求めている新駅について「県の北のゲートは地域の発展になくてはならない」と述べ、実現への期待感をあらためて示した。横浜市中区で開かれた県期成同盟会の総会で述べた。
JR東海の金子慎専務は、新駅設置への負担軽減を求める声が地元から出ていることについて「路線の建設費はJR東海で全額負担する。駅は受益地域の負担をお願いしたい」と、同社の姿勢に理解を求めた。
リニア中央新幹線をめぐっては昨年、JR東海と鉄道・運輸機構が国に整備計画の決定に必要な建設費など4項目の報告書を提出し、国土交通相の諮問機関である交通政策審議会で審議が進んでいる。
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