県内中小企業の先端技術見本市「テクノトランスファーinかわさき2010」が7日、川崎市高津区のかながわサイエンスパーク(KSP)で開幕した。神奈川産業振興センター(KIP)と県、川崎市の主催で9日まで。入場無料。
23回目となる今年は121社・団体が出展。情報通信機器などのビジネス向けや、電子・電気機器などの産業機器関連を中心に、環境や福祉、防災などの分野で新技術や新製品が披露された。県内外の大学や研究機関が技術を紹介する産学連携ブースも設けられている。
川崎商工会議所と川崎市が協議会を組織して市内企業の優れた技術や製品を選ぶ「川崎ものづくりブランド」の認定製品も展示。川崎市麻生区に工場がある移動式バルーン投光器製造のライトボーイ(東京都稲城市)は、イベント向けに文字入りやキャラクターのバルーンを開発。石材卸の冲セキ(川崎市川崎区)はガラスを組み合わせたデザイン性の高い墓石を紹介している。
期間中、出展者セミナーや大学による技術シーズ提供セミナー、中小企業のための経営相談セミナーなどを無料開催している。午前10時から午後5時まで。
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