
新しい木製遊具のアイデアを集めた展示が7日、みなとみらいギャラリー(横浜市西区)で始まった。独創的な作品を提案してもらおうと、工務店のキクシマ(横浜市港南区)が初めて募集した。審査を経て実際に製作する予定。
同社は保育園・幼稚園の建設で実績があり、蓄積したネットワークを生かして「プロ」「学生」「一般」の3部門でアイデアを募集。設計図やイラストで表現された211作品を掲示した。ねじ締めの機構を取り入れた積み木や3人乗りのシーソー、砂団子を転がせる砂場用の柵など、さまざまなアイデアが集まった。
最終日の11日に審査会を開き、安全性の確認なども考慮して実際に製作。希望する保育園・幼稚園に寄贈する予定という。菊嶋秀生社長は「独創的なアイデアを施設の中に反映できる仕仕掛けをつくりたい。遊具が一つのきっかけになれば」と話している。展示時間は午前11時(11日は午後1時)から午後6時まで。
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