1. ホーム
  2. ニュース
  3. 経済
  4. 県内労災死者が最少 福祉施設「腰痛多発」

16年、神奈川労働局まとめ
県内労災死者が最少 福祉施設「腰痛多発」

経済 | 神奈川新聞 | 2017年5月30日(火) 13:39

 神奈川労働局がまとめた2016年の県内労働災害の発生状況では、死亡者数は前年比8人減の28人で、14年の32人を下回り過去最少となった。一方で労働災害による死傷者数(死亡・休業4日以上)は6598人と、87人(1・3%)増加。同労働局は6月、事故防止に向けた普及啓発活動などを企業向けに行う。

 死亡者数を業種別に見ると、建設業が1減の9人で最多。製造業と商業が各1減の3人、陸上貨物運送事業が3減の2人と続き、主要産業で増加した業種はなかった。足場からの墜落防止措置や食品機械の安全基準がそれぞれ強化され、立ち入り検査や個別指導を徹底したことが改善につながったという。

 一方で死傷者数は商業(7減の1083人)が最多。社会福祉施設は53増の612人で、12年の485人から大幅に増加した。同労働局は老人福祉施設の増加が背景にあるとして「介助中に無理な体勢を取るなどして腰痛を起こすケースが多い」と説明する。事故では「転倒」が22・5%で最も多く、「墜落・転落」「動作の反動・無理な動作」と合わせ、全死傷者数の半数を占めた。

 同局は17年を最終年とする5カ年計画で、労働災害による全業種の死亡者数、死傷者数を12年比で各15%以上減少させ、39人以下、5600人にすることを目標に掲げている。

労働災害に関するその他のニュース

経済に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング