国交省の国際コンテナ戦略港湾、藤木氏「京浜港の選定は間違いない」横浜
経済 | 神奈川新聞 | 2010年6月17日(木) 00:43
横浜港運協会の藤木幸夫会長は16日、横浜市中区で開かれた同協会の定時総会の席上で、国土交通省の国際コンテナ戦略港湾に提案している京浜港(横浜、川崎、東京港)について「選定されるのは間違いないと思う」との見通しを述べた。
選定を前提に港湾物流の分野で日本経団連と協議を始めたことや、日本内航海運組合総連合会と連携する方針も示し「荷主や内航と大きなパイプができた。将来は(東京湾に)官民が一体となった港湾経営母体をつくっていこう」とあいさつした。
来賓として出席した国交省の神谷俊広関東運輸局長は「大事なことは選定後に関係者が一致団結して計画書の中身を実現させることに尽きる」と述べ、国として支援する意向を示した。
15日夜には、超党派の県内選出国会議員ら18人でつくる横浜港議員連盟(会長・田中慶秋衆院議員)の第3回会合が開催。京浜港が選定されることを前提に総合特区構想や港湾法改正の実現に向けて取り組む考えが議員から示された。
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