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「人とくるまのテクノロジー展」開幕、EV普及前に化学メーカー初出展も/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2010年5月20日(木) 11:05

大手化学メーカーなどの初出展もあってにぎわう会場=横浜市西区のパシフィコ横浜
大手化学メーカーなどの初出展もあってにぎわう会場=横浜市西区のパシフィコ横浜

自動車の最先端技術を展示する「人とくるまのテクノロジー展」が19日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。電気自動車(EV)の本格普及を前に、バッテリーの素材に関連する化学メーカーなどが初出展するなど、顔ぶれが変化。昨年落ち込んだ出展企業数も一転して増加に転じた。

これまで縁のなかった大手総合化学メーカー3社は、広い会場の目抜き通り沿いにそろってブースを設けた。

三菱化学が持ち込んだのは、次世代EV向けのリチウムイオンバッテリーに使われる電極素材や、ボディーを軽量化するための炭素系素材など。

初出展を決めたのは「EVの登場で自動車産業は抜本的な変革期を迎える。素材メーカーとしてアプローチしていく必要がある」(マーケティング部)との理由からという。横浜市青葉区にある電池素材技術の開発拠点ではバッテリーの強度などを研究しており、会場では破壊実験の様子なども披露している。

EVは大容量・高出力のリチウムイオンバッテリーが技術の中核。コストダウンと性能向上が普及の鍵とされており、化学メーカーも成長分野として力を入れている。住友化学は「果たす役割は大きくなる。マーケットに近い立場で最新技術を開発、提案できるようにならなければ」(事業探索・開発グループ)。三井化学もグループとして出展し、樹脂系素材などをアピールしている。

完成車メーカーではトヨタ自動車が新型「プリウス」の具体的な仕組みを紹介。ホンダも新型ハイブリッド車「CR―Z」を持ち込み、日産自動車は年内発売予定のEV「リーフ」の概要をパネル展示するなど、環境技術を強調している。

同展は1992年にスタート。すそ野の広い国内外の自動車関連業種が最新技術を持ち寄る場になっている。自動車市況の回復もあって、出展企業数は昨年より27社増え365社。うち1割近くが新規出展という。主催の自動車技術会は「回復は想像以上に早い。来年の20周年に向け、いい布石になる」としている。

21日まで。入場無料。問い合わせは運営事務局電話03(3563)3366。

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