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小田急百貨店藤沢店が25周年で食品売り場を全面リニューアル/藤沢

経済 | 神奈川新聞 | 2010年3月12日(金) 21:25

小田急百貨店藤沢店(藤沢市南藤沢)は開店25周年を期して12日、食品売り場を全面リニューアルオープンした。前身の江ノ電百貨店時代を含めて、今回のような大規模な改装は初めて。新ショップの導入や買い回りしやすい売り場の構築により、食品売上高の10%増を見込む。

午前10時の開店時には約2千人が店を取り巻き、危険防止のため入店制限をした。集中レジは午後になっても行列が途切れず、最後尾を示すプラカードを持った店員は汗だく。湘南名所をあしらったせんべい、江ノ電をイメージした電車形のメロンパンなどは早々と売り切れた。

改装したのは地下1階の食品売り場約1360平方メートルで、総投資額は約5億円。湘南地区初出店の高級スーパー「明治屋」をはじめ、茅ケ崎市南湖の人気日本料理店「えぼし」の総菜店、東京・西麻布のカフェ「ドゥリエール」のショップなど10店舗が新規出店。

併せてゾーン構成を抜本的に見直し、生鮮3品とグローサリー(食料雑貨)を集約。また、通路幅を平均2メートルに拡幅し、買い回りしやすい売り場を構築した。

同店の年間売上高は約168億円で、食品が約4割を占める。シェアの高い食品売り場の全面改装により、主要顧客である富裕層のニーズに応えるとともに、次世代の顧客層も取り込みたいとしている。

同店は1974年、江ノ電百貨店として創業。85年、小田急百貨店の藤沢店に衣替えした。

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