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絵文字でアレルギー食材の有無を表記する「食品ピクトグラム」、APEC首脳会議に照準/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2010年3月7日(日) 23:10

絵文字でアレルギー食材の有無を表記する「食品ピクトグラム」の普及に、大川印刷(横浜市戸塚区)が取り組んでいる。きっかけはインターン学生の着想。メニューを見れば食材情報が誰にでも分かるようユニバーサルデザインの開発に着手。11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で訪れる外国人向けの提供を目指している。

ピクトグラムは言語の壁を超えて情報を共有するための絵文字。非常口や車いすのマークなどが知られている。

食材情報にも取り入れようというアイデアは、大川印刷にインターン採用された国際教養大4年の学生(24)が昨年秋に提案した。

大阪のNPO法人と協力してデザインを研究。特定原材料7品目を表す絵文字を入れたメニューカードを考案した。例えば、割れた殻と円などをあしらい、卵が使われていることをシンプルに示す。横浜ロイヤルパークホテル(横浜市西区)のビュッフェで試験的に導入した。

鷲尾さんから引き継いだインターン生の慶応大2年の学生(20)は「食物アレルギーの人が意外に多く、関心が高かった」。試験導入の反応も踏まえ、より見やすく分かりやすいデザイン案を練っている。

社会貢献事業として取り組むことを決断した大川哲郎社長(42)は「学生のアイデアをどうビジネスとして成り立たせるか。社内一体で検討している」と意欲的。ピクトグラムは国際標準になってこそ意味があるため、横浜が会場になるAPEC首脳会議を絶好の機会ととらえている。

同社にインターン生を派遣したNPO法人「ETIC」(東京都渋谷区)は、横浜社会起業家応援プロジェクトとして市の委託を受けている。プロジェクトリーダー(27)は「学生には社会で強い意志と行動力を発揮してほしい。企業の側も刺激を受ける部分があるはず」と双方のメリットを説明する。

食のピクトグラムをテーマにしたイベント「ヨコハマスープ」(市と同プロジェクトが主催)が8日午後6時半から、横浜市中区で開かれる。商品化に向けたアイデアを市民から募る。参加費500円。問い合わせは、ETIC電話03(5784)2115。

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