1. ホーム
  2. ニュース
  3. 経済
  4. 「変革実現できる」 三菱自ゴーン会長が岡崎製作所視察

「変革実現できる」 三菱自ゴーン会長が岡崎製作所視察

経済 | 神奈川新聞 | 2017年5月20日(土) 02:00

開発部門の社員との意見交換で改革の必要性を訴えるカルロス・ゴーン会長=愛知県岡崎市の三菱自動車・岡崎製作所
開発部門の社員との意見交換で改革の必要性を訴えるカルロス・ゴーン会長=愛知県岡崎市の三菱自動車・岡崎製作所

 三菱自動車のカルロス・ゴーン会長は19日、愛知県岡崎市の岡崎製作所や研究開発を担う技術センターを視察した。日産自動車(横浜市西区)会長と、フランス大手ルノーのトップも兼任するが、燃費不正問題で経営が悪化した三菱自の国内拠点の視察は、昨年12月の会長就任後、初めて。

 社員との意見交換に臨んだほか、主に東南アジア向けに開発中で、資本提携している日産への供給も検討している多目的車などに試乗した。

 不正があった開発部門では、再発防止に向けた組織改革の進捗(しんちょく)状況をヒアリング。ゴーン氏は「世界販売台数はここ10年くらい100万台程度で推移し、成長していない」と指摘。自らの陣頭指揮の下、V字回復を果たした日産を例に、「15年前の日産も縦割りで派閥主義で、ビジョンも協力関係もなかった。しかし、今の日産は社員による変革で全く異なる企業に生まれ変わった」とし、「(三菱自には)潜在力がある。印象的な変革を必ず実現できる。問題を直視し、計画的に忍耐強く取り組むことが肝要だ」と激励した。

 テストコースでの試乗では、自らハンドルを握って開発状況を確認。多目的車に試乗後、「静粛で快適。いいですよ」と太鼓判を押した。

 またゴーン氏は報道陣の取材に応じ、ルノーと日産、三菱自の提携関係について「大事なのは、各社が対等なパートナーであること。基本的な技術群の共用で重複を避けられるのがアライアンスの良さ」と強調。「その土台を生かし、各社がさまざまなブランドや市場戦略を練ることでパワーが宿る。3社の組み合わせで業界のトップレベルに身を置くことが重要だ」と述べた。

 2017年3月期が最終年度だった中期経営計画で、日産が掲げた世界シェア8%の目標(実績は6・1%)に届かなかった点については「コミットメント(必達目標)ではなく、ターゲット(努力目標)。今後も8%を目指して投資していく」と説明した。

カルロス・ゴーンに関するその他のニュース

経済に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング