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戸塚東急プラザが4月開業、駅前再開発事業の中核に/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2010年3月3日(水) 22:02

東急不動産は、横浜市戸塚区のJR戸塚駅西口に複合商業施設「戸塚東急プラザ」を4月2日開業する。横浜市が進める駅前再開発事業の中核となる。公募による特定建築者として開発した共同ビル「トツカーナ」内に56店舗を入居させる。

2月28日に完成した共同ビルは7階建てで、総床面積7万平方メートル。壁面や屋上の緑化、発光ダイオード(LED)照明の採用など環境面にも配慮した。

「東急プラザ」は共同ビルの4階までで、中核は東急ストア。個別のテナントは20~30代の女性層を主要顧客としたファッションや雑貨系の店舗が中心となる。3キロ程度の商圏を見込む。地元111店舗もビル内で商業施設を構成する。

戸塚駅周辺では東急不動産が生活密着型の商業施設「サクラス戸塚」を昨年開業しているが、服飾分野の購買力をターゲットにした開発が遅れていた。

駅西口の再開発事業は市が1996年度から進めている。駅前4・3ヘクタールが対象で、共同ビルのほか、個別ビル11棟、公益施設などを2012年度までに整える計画。

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