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吉野家が農業参入、横浜に生産法人設立しタマネギ栽培/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2010年2月16日(火) 22:41

牛丼チェーン大手の吉野家は、県内で農業に本格参入する。地元の農家との共同出資で農業生産法人を横浜市青葉区内に設立し、食材のタマネギを生産する。将来的には生産量や品目を増やし、県内の店舗を中心に供給する。

企業やNPO法人向けに県が2009年4月に設けた窓口を活用して参入した初の例。神奈川での先行状況をみて全国に生産法人を拡大する方針。

16日に県庁で会見した出射孝次郎社長は「地域社会への貢献を考えた。実績を積んで、耕作放棄地問題の解消などに役立ちたい」と述べた。松沢成文知事は「農業の担い手として今後、企業への農地提供が増えることを期待している」と話した。

地元生産農家3人と共同出資で09年9月に設立した「吉野家ファーム神奈川」が、農地3200平方メートルを賃借。農家の指導を受けながら栽培を続けてきており、今年4月に20トンが収穫できるメドが立った。県内に展開している86店舗で使われる2週間分に当たる。

5年後には農地面積を5万平方メートルに拡大し、収穫量も300トンに増やす計画。生産品目に今後、副菜に使われるキャベツや白菜、大根なども加える。

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