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「エリーカ」技術、13年に量産実現へいすゞなど34社・団体参加

経済 | 神奈川新聞 | 2010年1月23日(土) 00:53

シムドライブ社長の清水教授(左から4人目)を囲み写真に収まる参加企業幹部ら=都内のホテル
シムドライブ社長の清水教授(左から4人目)を囲み写真に収まる参加企業幹部ら=都内のホテル

独自の技術で電気自動車(EV)普及を目指す慶応大発のベンチャー企業「シムドライブ」は22日、2013年に量産を目指すEVの開発に、いすゞ自動車と三菱自動車など34社・団体が参加すると発表した。八輪駆動の「エリーカ」に採用された「インホイールモーター」技術を取り入れ、航続距離や居住性を大幅に向上させる。

参加を表明したのは完成車メーカー2社のほかIHI、東京電力、NTT東日本など。電池関連、自動車部品、精密機器メーカーや総合商社に加え、岡山、鳥取県も地元企業を率いて参加する。県内からはパイオニア(川崎市幸区)、イリソ電子工業(横浜市港北区)が名を連ねた。海外からも2社が加わった。

車種や仕様を決めた上で参加企業・団体の技術や部品を取り入れて設計を行い、11年3月をめどに試作車を完成させる。タイヤホイールに小型モーターを組み込んだインホイールモーター技術を採用することで効率性を高め、1回の充電で従来のEVの2倍に相当する航続距離300キロメートルを目指す。

量産車は年間10万台を生産する計画。リチウムイオン電池を搭載しない本体価格は同等クラスのガソリン車並みに抑えるとしている。

シムドライブ社長で、30年にわたりEV開発に携わってきた清水浩慶応大教授は会見で「インホイールモーターが世界の流れになることは間違いない。どうやって世界展開していくかが技術面以外での課題」と話した。会長でベネッセホールディングスの福武総一郎会長は「シムドライブ方式がわが国発のデファクトスタンダード(事実上の国際標準)になるよう海外で働きかける」と語った。

会見場には参加企業の幹部が顔をそろえ、「(シムドライブの)EV技術はトラックやバスの将来像を革新的に変えてしまう」(井田義則いすゞ会長)、「自由なデザインや広い居住空間を確立することができる」(前田真人三菱自副社長)と期待感を示した。

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