
新春恒例の初売りが2日、横浜駅周辺の百貨店で始まり、福袋やお買い得品を求める買い物客でにぎわった。福袋は一部を3日まで販売するという。
横浜駅西口の横浜高島屋では、例年並みの約2万人が開店前から列を作り、ブランド品を詰め込んだ福袋は午後1時でほぼ完売した。
不況の影響で、ここ数カ月、高級品や婦人服などを中心に売上高の前年割れが続いていた。「買い控えの反動で、初売りは活況です。特に婦人服や子供服の売れ行きが好調」(同店広報部)という。前年並みの売り上げを見込んでいる。
横浜駅東口のそごう横浜店でも、3万8千個の福袋を用意。ブランド品の福袋は開店前に配った整理券でほぼ完売した。割引率は2~5割程度。特ににぎわったのは、下着や靴下などで、「日用品を割安で手に入れようと開店早々から紳士服、婦人服売り場ともごった返した」(同店広報部)。
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