輸出は12カ月連続減/9月横浜港貿易速報
経済 | 神奈川新聞 | 2009年10月23日(金) 22:37
横浜税関が23日発表した9月の横浜港貿易速報によると、輸出は5008億円(前年同月比37・5%減)、輸入は2312億円(45・3%減)だった。輸出は12カ月連続の減少だが、主力の自動車で米国、中国向けの好調が続いている。
自動車の輸出は37・2%減の1179億円だが、米国向けは72・0%増の266億円で2カ月連続でプラス、中国向けも80・8%増の112億円で5カ月連続増加した。
一方で、中東向けが119億円(71・6%減)、ロシア向けが3億円(98・1%減)と大幅に落ちこんでいる。
自動車部分品は343億円(18・7%減)、原動機は247億円(37・0%減)。建設用・鉱山用機械や半導体など製造装置はいずれも6割以上減らした。
輸入は今年7月に記録した最大の下げ幅をさらに更新した。原油・粗油は54・1%減の318億円で、円高や原油安の影響を受けた。
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