
中小企業の地域連携や環境ビジネスの創造、企業発展の課題研究などを目的とした「第5回中小企業地球環境問題交流会」が15日、横浜市西区のホテルで始まった。中小企業家同友会全国協議会の主催で、県中小企業家同友会が設営。全国の経営者ら約200人が参加した。16日まで。
県同友会の横須賀健治実行委員長は「一人一人が地球環境を守る輪を広げる原点に立ち、日本再生の道を歩んでいく」とあいさつ。来賓の松沢成文知事は、県の電気自動車購入補助策を説明し、「皆さんが率先して購入し、自動車社会を変えるリーダーになってほしい」などと述べた。
基調講演は、全国協議会の鋤柄修会長が「熱き企業家精神で持続可能な社会と企業をつくる」をテーマに、国内外での植林など自社のボランティア活動を紹介。「環境、エネルギー、食料をキーワードに身近なところから考えればビジネスチャンスはある」と語った。
16日は引き続き、「『環境』をキーワードに経営を変革する」などを議題に分科会を行う。
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