横浜港への歯磨きの輸入実績が伸びている。横浜税関の集計によると、2008年は5721トン(前年比13・3%増)、38億円(4・3%増)でいずれも過去最高となり、全国シェアの半分以上を占めて1位となった。
国内メーカーが海外大手に生産を委託している製品が横浜に荷揚げされる例が増えたことが原因で、05年から急増した。地域別では米国からが86%、アイルランドからが13%となっている。
虫歯や歯周病予防の意識向上を追い風に「高付加価値のものを中心に出荷量が増えており、輸入も増加基調」(横浜税関)が続くとみられている。
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