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湘南信金の改善計画、全役員が退職金放棄、11店舗を閉鎖

経済 | 神奈川新聞 | 2009年6月25日(木) 00:00

経営再建中の湘南信用金庫(横須賀市)は業績不振の責任を取り、現任の全役員の報酬削減と退職金放棄を決めた。全体の19%に当たる11店舗の閉鎖などを骨子とする改善計画もまとめ、25日の理事会で承認した。経費削減に努めて建て直しを急ぎ、2010年3月期の黒字転換を目指す。

湘南信金は地元の横須賀・三浦半島一帯のほか横浜市や湘南地域、東京都南部に58店舗を展開している。不採算店舗が閉鎖対象になる見通しで、具体的な場所は今後、選定を進める。

880人いる職員の削減も目指すが、早期退職などのリストラ策は実施せず、退職者の補充をしない自然減で対応する。

企業統治を強化するため外部からの人材も起用する。優先出資証券引き受けの形で実質130億円の資本支援を受けた信金中央金庫から役員1人、財務省OB1人も常勤監事として招く。

現任の理事6人はいずれも報酬を削減。過去分も含めた退職金の受け取りも、全員が放棄する。

財務面では不良債権処理を加速させる一方、地元企業への小口融資推進でリスクを分散。今期は実質業務純益75億円、当期純利益11億円を見込む。自己資本比率は前期から0・14ポイントの改善となる5・22%を目指すとしている。

湘南信金は建設・不動産業を中心とする取引先企業の業績悪化が響いて財務が悪化。自己資本比率も、健全性の国内基準とされる4%を将来割り込む恐れがあるとして、信金中金の資本支援で増強していた。09年3月期は不良債権処理に155億円を充て、純損失107億円と2期連続の最終赤字を計上した。

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