元大企業経営者を相談員に委嘱/相模原
経済 | 神奈川新聞 | 2009年6月16日(火) 00:00
相模原市や市内企業でつくる「さがみはら産業創造センター」(SIC、相模原市西橋本)は16日までに、元大企業経営者3人を企業相談に乗る「メンター」に委嘱した。SICの施設利用企業を対象に8月下旬から相談を始める。
メンターは英語で「助言者」などという意味。小森治(トヨタ自動車出身、セントラル自動車元社長)と小林守(日立製作所出身、日立コンピュータテクノロジー&マニュファクチャリング元社長)、佐藤康夫(日本エア・リキード元社長)―の3氏が委嘱された。8月下旬には2社前後が「メンター」に企業の長期戦略や販路開拓などについて相談し、意見を交わす。
SICは企業コンサルタント業務に取り組む市の第三セクター。市内企業の事業拡大の手助けになればと、市の補助金を使ってこのメンター制度を創設。1年目の相談料は無料の方針で、10月以降はSICを利用してない地元企業からの相談を受け付けることも検討している。問い合わせは、SIC電話042(770)9119。
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