輸入増えるニンジンジュース/横浜港
経済 | 神奈川新聞 | 2009年6月9日(火) 00:00
栄養価の高さを売りに野菜ジュースや野菜果実飲料の原料として使われるニンジンジュースの輸入が、横浜港で堅調だ。2008年は11年連続で数量、金額とも全国の7割を超え、シェア1位となった。
同年の横浜への輸入は3万800キロリットル(前年比8・3%)、92億7500万円(11・2%減)。米国やオーストラリアからが多く、保冷設備の整う横浜が荷揚げの拠点となっている。
過去最高となった07年実績に比べて輸入増加ペースは一服したが、横浜税関は「野菜スポーツ飲料などの新製品が出ており、今後も横ばいか緩やかな増加で推移する」とみている。
【】