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日産が新体制発表、ゴーン社長「経営陣若返り 狙い」/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2013年11月2日(土) 00:17

2014年3月期の業績下方修正と併せて新体制を発表した日産自動車。当初、5日公表の予定だったがカルロス・ゴーン社長(59)は韓国行きを急きょ取りやめ、会見に臨んだ。重大発表がなされるのではとの臆測も広まる中、日産グローバル本社(横浜市西区)に集まった約130人の報道関係者を前に、「私には説明する義務がある」と強調。約50分間に及ぶ会見はすべて自身で対応し、経営陣の若返りが狙いだと繰り返し説明した。

一連の人事について、ゴーン社長は、業績下方修正の責任を取るといった懲罰的なものではなく、経営陣の若返りが狙いであり、日産にとって「進化の過程」だと強調した。COOの職務を3人が引き継ぐ体制にしたことに関しては、会社が成熟し、重責を担うだけの経営層がそろっている証しだとした上で、今後は「複数のナンバー2を置くことが必要」との持論を展開。自身の責任や退任時期について問われると、「適切な時期が来れば(新体制に)移行する」「会社、株主の利益を考えて判断する。株主の考え方次第だ」などとかわした。

新体制では、志賀俊之最高執行責任者=COO=(60)が副会長に就任。渉外、知的資産管理などを担当する。8年間、COOを務めた志賀氏に対し、ゴーン社長は「尽力に感謝している」と述べるとともに、今後は、国内外の行政との関係構築という役割を期待していると明かした。

志賀氏の職務は、副社長の西川廣人(59)、アンディ・パーマー(50)、トレバー・マン(52)の3氏が引き継ぐ。西川氏は日産第2位の役員となる。パーマー氏はグローバルセールスなどを統括。マン氏は地域事業の統括や、ダットサン、LCV(小型商用車)などの事業を担当する。

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