中古書籍などを販売しているブックオフコーポレーション(相模原市南区)がプライベートブランド(PB)商品の開発に注力している。絵本、学習教材に続き、第3弾となるシールブックを9日から順次発売。従来、破損などにより中古ではほとんど取り扱うことのなかった商品を投入することで、新規顧客の開拓、客数の増加を狙う。
未就学児から小学校低学年を対象にしたシールブックはA5サイズ(12ページ)で105円。乗り物や動物など6種類あり、自由にシールを貼って楽しむ。
このうち、「せかいのしょくじ」シリーズでは、回転ずしを展開する「くら寿司」と連携。店頭をイメージした絵に、シールを貼っていく。「今後も、さまざまな企業と連携したシールブックを企画・販売したい」とブックオフコーポレーションの担当者は話す。
同社は2012年9月、フジテレビキッズの協力により、PB商品の第1弾となる絵本を発売。今年3月には、学習塾を展開する栄光が監修した学習教材(ドリル)を発売した。
ブックオフは「今後も、『あったらうれしい』と思ってもらえる商品を企画し、客数の増加につなげたい」と話している。
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