神奈川トヨタ自動車は、昨年発売したスポーツカー「８６（ハチロク）」と同一車型のスバルＢＲＺのみが出場するワンメイクレースに参戦する。１３、１４日の富士スピードウェイを皮切りに１１月までに７戦が開催され、全国から８２台がエントリーしている。神奈川トヨタを含むＫＴグループは、部品の取り付けや調整で車両の性能を高めるオリジナルのチューニングブランド「ＤＴＥＣ」を展開しており、培った技術やノウハウをレースに投入する。レースで得たデータを今後のサービスに活用するほか、ブランド価値の向上も狙っているという。
チーム名は「神奈川トヨタ ＤＴＥＣ チーム・マスターワン」。５日に横浜市内で、参戦車両の「８６」やドライバーを発表し、総監督を務める大塚輝一・神奈川トヨタ社長は「最高のスタッフがそろい、必ずトップが狙える」、坂本祐也ドライバーは「経験を生かしシリーズチャンピオンを目指したい」と語った。
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