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上海に事務所開設 市内企業の中国進出を支援/川崎市

経済 | 神奈川新聞 | 2013年6月3日(月) 23:12

川崎中小企業上海合同事務所が開設された上海市工商業連合ビル(川崎市提供)
川崎中小企業上海合同事務所が開設された上海市工商業連合ビル(川崎市提供)

川崎市は、市内企業の中国でのビジネスを支援するため、最大の経済都市・上海に「川崎中小企業上海合同事務所」を開設した。出張時に無料で使用できるオフィススペースや会議室を用意。日本の自治体で初めて連絡代行サービスも手掛け、中国内に拠点のない企業に役立ててもらう。

市はこれまで、中国内での展示会への出展をサポートするなど市内企業の中国進出を後押し。しかし、展示会は一過性のイベントで終わりがちで、出展企業からはその後の足がかりとなる活動拠点を望む声もあった。

同事務所はこうした意見を背景に開設された。利用対象は、川崎市内に事業所を構える企業に限定。市が本年度、中国・香港内で実施する計七つの展示会のいずれかに参加することも条件になっている。

開設場所は、上海の中心地に立つ上海市工商業連合ビル内の一室。上海の金融街にもほど近く、中国進出を狙う企業が商談を行うには最適な立地という。

連絡代行は市内企業と中国企業の橋渡しが目的で、事務所で翻訳も行う。国境を越えた連絡に不安を感じる中国企業も問い合わせがしやすくなり、ビジネスマッチングの機会が増えることが期待されている。

事務所の利用申し込みに関する問い合わせは、市国際経済推進室電話044(200)2336。

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