神奈川県内の4月のマンション発売戸数は前年同月比17・9%減の995戸と2カ月ぶりに減少した。前年に大型物件の供給があった反動が要因。不動産経済研究所は「景気の回復期待から、市場自体は好調が続いている」としている。
ファミリータイプを中心に住宅取得意欲が高まっており、契約率は77・7%だった。即日完売物件は、横浜市保土ケ谷区の「ナイスアーバンスクエア横濱上星川1期」(36戸、平均価格3433万円、平均倍率1倍)だった。
県内の平均価格は3904万円(6・5%下落)、1平方メートル当たりの単価は54万8千円(7・9%下落)。在庫戸数は前月から48戸増えて1006戸だった。
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