自動車産業を支える最新技術が一堂に会する「人とくるまのテクノロジー展2013」(自動車技術会主催)が22日、横浜市西区のパシフィコ横浜展示ホールで始まった。自動車技術展としては世界最多レベルの国内外の475社が参加し、開発中の次世代技術の一端などを24日まで披露している。
県内からは日産自動車をはじめ、各種部品メーカーなどがブースを出展。
日産は、新日鉄住金、神戸製鋼所と共同開発し、強度と延ばしやすさを高レベルで両立させた高成形性超ハイテン材を使った車体を公開。世界で初めて量産車に採用する予定で、車体軽量化が可能になるという。また、新しいEVパワートレイン、FFハイブリッドシステムなども展示している。
三菱ふそうトラック・バスは、環境対応型のクリーンディーゼルエンジンなどを公開している。
部品メーカーでは、内装部品の河西工業(寒川町)が、日産の電気自動車「リーフ」向けの遮熱天井やリサイクル材を使った内装などを紹介。ニッパツ(横浜市金沢区)や古河電池(同市保土ケ谷区)なども出展している。
会場では無料で聴講できるセミナーやワークショップのほか、最新車の試乗なども行われる。
午前10時~午後5時。入場無料。
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