横浜商工会議所は横浜市南部地域の活性化を図るため、地域ブランドの洋菓子「よこはまおやつ」を商品化した。地元の企業が生産した食材を使うもので、同市南、磯子、港南区を中心とした洋菓子店8店舗で27日からオリジナル商品を発売する。
建設業のキクシマ(同市港南区)が企業の社会的責任(CSR)活動の一環として採取している蜂蜜と、鶏卵生産販売の八千代ポートリー(同区)の卵を食材に使った。商議所南部支部が企画し、市洋菓子協会加盟の八つの洋菓店が地元の特産品を取り入れるなど工夫を凝らし、フィナンシェやドーナツ、カステラなどに仕上げた。
本年度は「焼き菓子」がテーマだが、毎年テーマを変えて商品化していく。近く「よこはまおやつ協議会」(仮称)という事務局を立ち上げ、食材の提供会社と参加店舗の売上金の一部は地域の子育てや環境整備などの支援のために寄付するという。
参加するのは南区に工場のあるパルファン(中区)、ふらんすやま(西区)、フリアンドール(磯子区)、ブルーヘブン(港南区)、フロランタン(南区)、モンシェリー(磯子区)、プチ・フルール(港南区)、シェツバキ(栄区)。
【】