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スリーエフ16億円営業赤字 不採算店閉鎖で

経済 | 神奈川新聞 | 2017年4月14日(金) 02:00

 コンビニエンスストア中堅のスリーエフ(横浜市中区)が13日発表した2017年2月期連結決算は、営業損益は16億9000万円(前期実績は8億8600万円)の赤字だった。不採算店舗の閉鎖による総店舗数減少や、「ローソン・スリーエフ」へ転換する店舗の売り切り対応などが響いた。

 売上高は前期比13・9%減の163億9800万円、純損益は7億2200万円(同25億4200万円)の赤字。

 同社は12日にローソンと事業統合契約を結び、運営する県内や東京都内の281店舗を「ローソン・スリーエフ」へ転換すると発表。今後は、ダブルブランドによる両社のブランド力、営業ノウハウなどを生かした新たな運営体制を整え、仕入れの共同化などによる収益性向上を通じて立て直しを急ぐ。山口浩志社長は決算会見で「この店舗の成功なくしてはスリーエフの経営は継続できない」と述べた。

 18年2月期の業績予想は、店舗の閉鎖とダブルブランド店への改装に伴う一時休業などで、売り上げを前期実績から20・7%減の130億円、営業損益を47億円の赤字と見込む。

 
 

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