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新たな特産「大磯みかんビール」 地元蔵元とNPOが連携/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2013年2月28日(木) 11:40

耕作放棄された大磯のミカン畑で無農薬栽培したミカンを使い、新たな湘南特産ビール「大磯こたつみかんエール」(1本300ミリリットル、525円)が誕生した。茅ケ崎市香川の蔵元「熊澤酒造」(熊澤茂吉社長)が、NPO法人「西湘をあそぶ会」(大磯町東小磯、原大祐代表)と連携した。ラベルも地元デザイナーが担当。“湘南テイスト”が詰まった1本だ。1200本を3月1日から販売する。

原料のミカンが育ったのは大磯町西小磯で荒廃していた畑だった。残っていた55本の成木を生かそうと、あそぶ会が昨年2月、農家から借り受けた。「こたつで食べるミカンが自分たちで栽培したものならもっとおいしい」と企画したのが、「正月に箱根駅伝を見ながら食べるための無農薬こたつみかんを育てるプロジェクト」。横浜や平塚などから家族連れを含め約100人が呼応した。休日などに楽しみながら農作業を続け、約1トンを収穫したという。

これを知った熊澤社長が、無農薬で安全なミカンの皮を使えば、ベルギースタイルのホワイトエール(オレンジの皮などを使用)を造れると考えた。1月にあそぶ会から20キロ分を購入。杜氏の五十嵐哲朗さんが担当し、ホップと同時にミカンの皮を入れて仕込み、2月下旬に完成させた。「予想通りの仕上がり。ミカンの爽やかな香り、味わいです」と五十嵐さん。「春のポカポカ陽気の下で飲むと心地よい」と満足げだ。完成を待ちわびていたプロジェクト参加者らも「爽やかでおいしいと好評です」(原代表)と喜んでいる。

湘南地域の耕作放棄地対策と連携できたうえ、輸入オレンジでなく地元ミカンを使ってホワイトエールができた。五十嵐さんは「研究を重ねながら毎年造っていきたい」と話している。

ラベルは公募の結果、茅ケ崎市のデザイナー野口里子さんが手掛けた。大勢の地域おこしへの思いが込められた製品だ。

湘南地域の酒販店、百貨店、スーパーのほか、熊澤酒造のレストランでも販売する。問い合わせは同酒造電話0467(52)6118。

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