神奈川トヨタ自動車がまとめた2012年の県内新車登録台数(軽自動車除く)は前年比24・1%増の22万3856台となり、2年ぶりに前年を上回った。東日本大震災からの挽回生産と自動車各社が新型エコカーを投入したことで、市場は8月まで12カ月連続で伸長。エコカー補助金が終了した9月以降は反動減で4カ月連続で前年を下回った。
年間の乗用車市場は12万6588台で同25・1%増加。3ボックス車、スポーツ&スペシャリティー車、2ボックス車、ステーションワゴン車、純輸入車の全てで前年を上回った。2ボックス車では、燃費性能の高いトヨタの「アクア」や日産の新型「ノート」などがけん引。スポーツ&スペシャリティー車ではトヨタの「86(ハチロク)」などの新車発売が寄与した。
RV市場の登録台数は同23・5%増の7万3514台。トラック市場は3年連続で前年を上回った。
年間のブランド別シェアではトヨタ(43・5%)が首位。2位は日産(18・7%)で3位がホンダ(11・2%)となった。
12月の県内新車登録台数(軽自動車除く)は前年同月比9・0%減の1万4343台だった。
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