横浜港の客船寄港数、13年も「日本一」の規模、初入港外国船は4隻/神奈川
経済 | 神奈川新聞 | 2012年12月20日(木) 12:17
横浜市は2013年の横浜港客船入港スケジュールを発表した。初入港の外国客船は4隻で、横浜ベイブリッジをくぐれない大型客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(13万7276トン)は大黒ふ頭を軸に着岸場所を調整している。市港湾局は「最終的な寄港数は10年連続日本一だった今年と同規模になるのではないか」とみている。
12年の寄港数は延べ142隻でほぼ確定した。日本のクルーズ市場を当て込んだ外国客船の入港増もあって、歴代3番目の多さとなった。現在決まっている13年の寄港数は延べ100隻前後だが、年後半のスケジュールは今後決まるという。
外国客船は25隻前後。初入港は4隻あり、4月16日には「フォーレンダム」(6万1214トン)が入港し17日出港する。4月30日入港の「セレブリティ・ミレニアム」(9万1千トン)は5月1日出港。5月8日入港の「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」は同日中に出港する(着岸場所は調整中)。
日本で建造された中で最大の客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6千トン)は5月10日に初入港、同日中に出港する。
13年から日本発着クルーズを始める「サン・プリンセス」(7万7千トン)は4月から4カ月間、計8回寄港を繰り返す。横浜港のなじみの船となりそうだ。
日本客船のうち、13年6月をめどに引退する「ふじ丸」(2万3235トン)の横浜港での見納めは4月10日に入港、翌11日に出港するスケジュールが有力になりそうだ。
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