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県西地区7~9月期中小企業景況:持ち直し基調維持、製造業など改善/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2012年11月16日(金) 22:13

さがみ信用金庫(小田原市浜町)がまとめた県西地区の7~9月期中小企業景気動向調査によると、企業の景況感を表す業況DI(判断指数)は、前期(4~6月期)から0・4ポイント改善し、マイナス32・6となった。2期連続で持ち直し基調を維持した。

改善したのは、製造業のマイナス29・9(前期比プラス0・8ポイント)、卸売業マイナス27・8(同11・1ポイント)、小売業マイナス50・0(同4・7ポイント)、サービス業マイナス23・7(同3・4ポイント)。一方、建設業と不動産業は前期よりも悪化。特に不動産業は売上DIの大幅悪化を受け、業況DIは全業種中、最も大幅な悪化(前期比マイナス20・9ポイント)となった。

次期(10~12月期)の総合の業況DIについては、大幅に改善(プラス11・0ポイント)しマイナス21・6と予想しているが、同信金総合企画部は「7~9月期は良い意味で事前の予想と違って改善が続いた。ただ、ここへ来て、国全体の景気が下降局面に向かうとの報道もあり、地域経済も予断を許さない」と話している。

DIは「増加(上昇)した」とする企業の割合から「減少(下降)した」とする企業の割合を引いた値。調査は9月上旬、同信金の主要営業地域の小田原、南足柄、秦野市、足柄上郡・下郡、中郡の中小企業323社を対象に実施し、317社(98・1%)から回答を得た。

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