東京急行電鉄は2013年春、東急東横線・目黒線武蔵小杉駅に直結するショッピングセンター(SC)を開業する。周辺で高層マンションの建設が進む中、住民の増加に対応する。SCの開業でJR東日本の南武線・横須賀線の各駅との差別化を図り、東急線の利用を促したい考えだ。
SCの名称は「武蔵小杉東急スクエア」。建設中の3階建ての駅ビル「東急武蔵小杉駅ビル」の1、3階と、西側に隣接する39階建ての複合高層ビルの1~4階に入居する。売り場面積は約1万1200平方メートル。店舗数は100弱となる見通し。
複合高層ビルには5、6階に川崎市立中原図書館をはじめ、保育所や学童保育施設なども入居する予定。食品などを扱う店舗も低層階に入居することで利便性向上を狙う。
12月中旬には、駅ビル1階改札前にカフェやコンビニなど6店舗が先行開業する。
【】