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食生活見直す契機に、中央卸売市場南部市場で映画上映とセミナー開催へ、水産仲卸会社社長が企画/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2012年10月14日(日) 22:42

横浜市中央卸売市場南部市場(金沢区)の水産仲卸売会社の社長が、巨大企業で成り立つ現代の食事情に警鐘を鳴らす米国のドキュメンタリー映画「フード・インク」を28日に同市場で上映する。自ら大病を患った経験から欧米化した食の問題点を実感し、食生活を見直すきっかけにしてもらおうと企画した。

上映会を行うのは「横浜淡水」の瀧澤博社長(56)。食生活に無関心だった7年前、肝臓にうみがたまる病気で入院、手術した。退院後、食の大切さを感じて市場の食育担当となり、さまざまな食育イベントを企画したが、手応えを感じられなかったという。

ある時、米国上院栄養問題特別委員会が1977年に公表した食事目標の報告書を知り、原文和訳を取り寄せた。生活習慣病は食事内容が原因で、日本の伝統的な食事が理想との内容だった。「食生活の欧米化は魚離れにも影響している」。健康と食の関係を伝えようと、5年間の猛勉強を経て2010年12月に予防医学指導士になった。

市場の機能に限界も感じている。大手量販店、コンビニ、外食産業の水産物の仕入れは市場を通さない産地直送が増加。水産物の市場経由率は下がり、店をたたんだ地域の魚店もある。

「稼業もかじを切らないといけない。このままでは間違いなく沈む。目指すのはお金もうけでなく持続可能な経営と市民の健康」

仲卸売会社3代目でありながら、現代の流通や食品産業に疑問を呈する映画を「市場で上映するのは挑戦」だ。「映画には真実を伝える説得力がある」と瀧沢社長。食に対する消費者の意識の変革を市場から発信していく。

「市場で映画上映会&mini予防医学セミナー」は、午前10時から午後0時半まで。セミナー講師は瀧澤社長。当日は同市場で「市場まつり」も開かれる。問い合わせは、横浜淡水電話045(779)2543。

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