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県内百貨店売り場
女性にふんどし、男性にアロマ- 広がるユニセックス化

経済 | 神奈川新聞 | 2017年4月2日(日) 10:01

こめかみや首筋に塗るアロマとして男性に人気のバーム=パーフェクトポーション横浜高島屋店
こめかみや首筋に塗るアロマとして男性に人気のバーム=パーフェクトポーション横浜高島屋店

 百貨店の売り場で、性差にこだわらないユニセックス化の流れが生まれている。従来はターゲットが分かれ、購入するモノも異なりがちだった男女だが、一部商品でその境界があいまいになりつつあるという。こうした需要の変化を受け、新規顧客の消費を伸ばそうと新ブランドを導入した店もある。

 3月1日、横浜高島屋(横浜市西区)にオーガニックアロマやナチュラルコスメ製品を集めた「パーフェクトポーション」がオープンした。関東エリアの百貨店で初登場となる同ブランドは、ファミリー層を意識したベビー用ソープやオイルのほか、男女ともに人気のアロマ関連の製品が充実している。

 女性の愛用者が多いイメージだが、近年は男性の購入も増えているという。同店7階でアロマを扱う店舗の2016年3月から17年1月までの男性客による売り上げは、前年同期比約2割増。「香りの多様化とともに、仕事でストレスを抱えリラックス効果を求める男性の増加が背景にある」と担当者。パーフェクトポーションでは、薄荷やミントの爽やかな香りのバームなどが売れ筋という。

 そごう横浜店(同区)では女性用ふんどしが人気上昇中。血行を促進するといった理由から体を気遣う女性らに注目されているといい、昨夏からイベント的に展開を開始。インナーウエア売り場で本格展開を始めた16年9月から17年2月まで、予算比8%増の約千枚を売り上げた。

 一方、化粧品売り場には男性客が目立ってきている。「ゴルフや外出する仕事でしわやしみを気にする男性が増えている」(担当者)ことから、カウンターでサンプルを試して接客をする機会も増えてきたという。人気は化粧水や乳液がセットになった「オールインワン」アイテムや、4千~9千円ほどの美容ゲル入り化粧水。ドラッグストアなどで男性専用製品も販売されているが、保湿や美白といった「高機能」を求め百貨店に足を運んでいるという。

 入浴剤や香水も、当初は妻や恋人へのギフトとして購入したものが自分用の消費につながったり、外で働く女性の場合はサイズの大きさやデザインのシンプルさから紳士ブランドのバッグや名刺入れを購入したりするケースがある。横浜高島屋の担当者は「新規顧客獲得の好機にもなる。女性用、男性用の区別をなくした商品は今後も増えていくだろう」と話している。

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