東北地方の復興支援へ、全国63の信用金庫が連携し、ビジネス、特産品展示「日本を明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」を11月1日、東京ドームで開催する。都内、県内に店舗を展開する城南信用金庫が事務局を務め、東北地方の全信金をはじめ、川崎信金、横浜信金など首都圏の信金も参加。県内自治体では川崎市が「川崎ブランド」のブースを設ける。
フェアには600近くの中小企業、団体がビジネス展示、商談、特産品の展示、即売を通して東北経済再生を後押しする。ビジネス展示には、各信金の取引先を中心に、機械、金属、加工などものづくりに関連した中小企業が出展。自治体などによる社会関連エリアには、東北の自治体をはじめ、川崎市も「世界へ発信する川崎ブランド」を掲げ、市内発の製品、技術を紹介する。バイヤーも多数参加し、地域経済の復興には欠かせない販路開拓の機会を設ける。
関連したイベントでは、「八戸せんべい汁」「ふかひれ姿煮丼」など東北のB級グルメのコーナーやフラガールのショー、東北の地酒祭りなどが行われる。会場中央には、岩手県陸前高田市、宮城県石巻市の子どもたちが、「心の声」をつづった書を展示したモニュメントを設ける予定。
入場無料、午前10時~午後6時。問い合わせは、事務局電話03(3493)8111。
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