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被災者の声から防音材、「静科」が新製品発売/大和

経済 | 神奈川新聞 | 2012年7月31日(火) 00:45

商品化のきっかけは被災者の声―。防音パネルを製造販売する「静科(しずか)」(大和市)は新製品となる住宅用防音材「一人静(ひとりしずか)・グレース」を発売した。

大がかりな工事は不要で、住宅の壁に張り付けるだけで隣室の音漏れが大幅に軽減できる。部屋のインテリアに合わせ31種類のデザインから選べるという。厚さは16ミリだが、目覚まし時計の音が伝わるのを大幅に減らせるなど、防音性能は高い。

同社は28日までパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された最新福祉機器などの展示会「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2012」に「一人静」を出展。来場者の注目を集めた。

開発に携わった同社の武紘一・経営企画室長によると、同製品は東日本大震災の被災者の声から生まれた。仮設住宅の壁の薄さから生活騒音に悩む世帯が少なくない現状を知り、「自社技術を役に立てたい」と防音材開発に着手、完成させた。

この防音材200枚を昨年末、岩手県釜石市にある仮設住宅に寄贈。被災者からの感謝の手紙で「(音を気にせず)普段の生活に戻れた」と喜びが寄せられた一方、「パネルの色がもう少し明るくなれば」との要望も出た。

そこで、従来の機能を損なわずデザイン性との両立も目指し再度、開発に着手。防音材の表面に通気性に優れたクロスを付けることで商品化に至ったという。現在は同社ホームページなどを通して販売している。高橋俊二専務は「年間1千枚以上販売していきたい」と話している。申し込み・問い合わせは同社電話046(260)2789。

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