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千代田化工と横浜市、水素利用で連携協定 海外展開目指す/神奈川

経済 | 神奈川新聞 | 2012年7月25日(水) 22:52

総合エンジニアリング大手の千代田化工建設(横浜市西区)は25日、エネルギーと環境分野で国際技術協力をするため、横浜市と連携協定を締結したと発表した。構想では、水素を安全に大量貯蔵・輸送する同社の新技術を活用した環境配慮型都市「スマートシティー」のモデルを市内に構築。横浜から国内、そして海外へと水素エネルギー関連の技術移転を目指す。

水素は有機化合物のトルエンに固着させ、化学物質のメチルシクロヘキサン(MCH)にして貯蔵できるという。同社は世界で初めて、必要時に簡単に水素とトルエンを分離できる新技術を開発した。MCHは通常の燃料タンクで貯蔵可能で、大量輸送もできるといった特徴がある。

来年には同社子安オフィス・リサーチパーク(同市神奈川区)で実証プラントを稼働させる予定で、コストをかけず効率的にMCHから水素を取り出せる新技術の優位性をアピールする方針。将来の海外展開に向けた「スマートシティーモデル」を構築し、市と連携して水素を軸とした新産業の創出やライフスタイルの可能性を探っていく。

ほかにも、生物資源が豊富な新興国で、市の研究開発拠点と連携し、医薬品やバイオなどの産業資源にする取り組みなども進める考えだ。

久保田隆社長は25日、横浜市役所で会見し「水素は次世代エネルギーの最有力候補。横浜生まれの新技術で、横浜から世界へイノベーション(革新)を発信していきたい」。林文子市長は「成長著しい新興国での都市づくりへの貢献とクリーンエネルギーの新しい産業創出に取り組む」と意欲を語った。

今回の連携は、新興国などで都市課題の解決を支援する市の「Y―PORT事業」の一環。横浜の技術ノウハウを活用した公民連携による国際貢献を行うことで、新興国の課題解決と併せて市内経済の活性化につなげる狙い。横浜市の「中期4か年計画」の成長戦略の一つに盛り込まれている。

Y―PORT事業での連携は日揮(同市西区)、JFEエンジニアリング(横浜本社、同市鶴見区)に次いで、千代田化工は3社目となる。

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