神奈川県の6月のマンション発売戸数は前年同期比16・9%増の1018戸と2カ月ぶりに増加した。契約率は75・4%と堅調に推移した。
不動産経済研究所は「大手による大型物件だけでなく、地場などの中堅デベロッパーによる中小の供給物件数が増加している。震災の反動増もあるのではないか」と分析している。即日完売したのは相模原市南区の「ステーションスカイタワー小田急相模原1期1・2次」(158戸)で平均価格3808万円、最高倍率3倍だった。
県内の平均価格は4037万円(3・6%下落)、1平方メートル当たりの単価は56・5万円(0・4%下落)。在庫戸数は前月から69戸増えて1092戸だった。
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